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一橋大学柔道部

魂魄留道場~東京国立・有備館より~

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柔道部に入部して(4)

(平成23年度一橋大学柔道部報「一道」より抜粋)
一年生の感想や入部の経緯を綴った文章(入部後2ヶ月目のもの)を何篇かご紹介いたします。
一橋柔道部入部をご検討中の皆様に、参考にしていただければと思います。

(充実柔道生活)   1年 T.F

 かねがね「大学生は暇である」ということをこれまでに現役で合格した友人達から嫌というほど聞かされて来たのであるが、それは少なくとも自身にとってはまったくの「噂」でしかなかった。その要因は端的に、この素晴らしき一橋柔道部にある。
 私は小・中・高と約8年間近く野球をやっていたが、大学では心機一転、柔道部に入部した。柔道部に入った理由としては、部の先輩・雰囲気が素晴らしかったことや、柔道部員であれば寮では経験できない「広い浴槽での入浴」が可能であること、さらに格闘技をやってみたかったことが挙げられる。もちろん柔道の経験としては、今まで学校で行われた体育でしかやったことがなく、まったくの初心者である。しかしながら、「一本」ないし「技有」を取るために多種多様な技を織り交ぜつつ相手と戦うには、単に筋力の強さによるものだけでなく、頭をも使う必要があるためにこの上なく面白いと思う。また長年やってきた野球との対比で論じるならば、野球はバントや犠牲フライといったものの存在に代表されるように良くも悪くもあくまで「団体戦」であり、その日の天気・風向・グランドコンディション・使用される道具などにも大きく左右される「流動的」なスポーツであるのに対し、柔道は畳の上ではれっきとした「個人戦」であり(三商大戦での「分け役」も極めて重要であるのは知っているが・・・)もちろんその日によって調子は異なるが、すべて「体が資本」で、強い奴はやっぱりとことん強いスポーツであると初心者ながらに思う。
 白帯(注:執筆当時)の無意味な「野球・柔道論」はさておき、せっかくの機会なので抱負を述べさせていただくならば、とりあえずこの一年はストイックに柔道に励みたいと思っている。稽古の時間はもちろん、稽古外のときでも時間を見つけて先輩・同期と積極的に技の研究を行い、個人でも先輩から寄贈された本・DVDなどのメディアも駆使しながら知識を増やしていきたい。そして、それを単なる自己満足に終わらせず、三商大戦という舞台で少しでも良い結果を出せるように貢献し、日頃から多大なるご指導、ご支援を頂いている師範・コーチ・OBの方々・先輩方に恩返しが出来ればと思っている。
 最後に、今後も決して今の恵まれた待遇を「当たり前」と思わずに、日々感謝の気持ちを持ちながら汗を流していきたい。(完)

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柔道部に入部して(3)

(平成23年度一橋大学柔道部報「一道」より抜粋)
一年生の感想や入部の経緯を綴った文章(入部後2ヶ月目のもの)を何篇かご紹介いたします。
一橋柔道部入部をご検討中の皆様に、参考にしていただければと思います。

(柔道部に入部して)   1年 T.F

 自分の人生は今まで、全く思いもしなかったことばかり起きて想像通りどころか、想像にかすりもしないことの連続であった。大の音楽嫌いだった自分はなぜか中学・高校と吹奏楽部に入り、サックスを吹いていた。今考えてもなんで自分がそんな道を歩んだか良くわからない。それと同じことが大学でも起きてしまった。
 新入生ガイダンスの日にN先輩に誘われて柔道部の部室に初めて行った。ここにくる前は、適当にサークルにでも入って友達を作って楽しくやってればいいやなんて能天気な考えをしていたので、柔道部という選択肢がいきなり現れたことは自分にはとても刺激的だった。
 大学では勉強とそれに加えて、ひとつだけでもいいから何かに一生懸命に打ち込もうと思っていた。それと、同じクラスの友達からしばしば武術をやってそうと言われたので、そんなに言われるならホントに柔道を始めてしまえ!!ということで入部を決意した。
 意気込んで入ってみたものの、今までろくに運動をしていなかった自分には練習はかなりしんどいものがある。体は上手く動かないし、いきなり肘を傷めてしまった。そんな状態の中、初めての試合に臨んだわけだが、あっけなくやられてしまった。負けたことよりも、あれだけ多くの先輩やOBの方にアドバイスをいただいたのに、それを活かせぬまま、何もできなかったことが本当に申し訳なかったし、悔しかった。その日は悶々とした気持ちでなかなか寝付けなかった。
 でも、ここで凹んでしまってはいけないと思う。吹奏楽部時代にも、一度大チョンボをしでかしてこんな気持ちになったことがある。でも、それをバネにそれまで以上に努力して大きく学期の腕前を上達させることができた。今回の悔しさもこれからの練習の原動力にしたい。三商大戦では一橋柔道部の勝利に貢献できるようにこれから精進していきたい。 (完)

| 柔道部に入部して | 07:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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柔道部に入部して(2)

(平成23年度一橋大学柔道部報「一道」より抜粋)
一年生の感想や入部の経緯を綴った文章(入部後2ヶ月目のもの)を何篇かご紹介いたします。
一橋柔道部入部をご検討中の皆様に、参考にしていただければと思います。

(柔道って、アツイ。)   1年 Z.L(留学生)

 それは今年4月の下旬、一橋へ入学してから3週間弱のことだった。シンガポール人の飲み会で、偶々部活の話題に転じ、あまり気にせずに「柔道部に入ってしまったけど。」と言ってみた。返って来た反応の激しさは、完全に予想外だった。柔道部への入部を聞いて、数十人の知り合いの中で、驚かなかったのが一人もいなかったとは。そればかりか、「それはまた軍隊に入ってしまったんじゃないか?」という思いやりの深い質問までこちらに飛んできた。
 残念ながら、当時柔道部に入部して間もなかったため、うまく反論できなかった。今振り返ると、本当は、「トレーニングの厳しさに関しては少し断言し難いが、その他の一切は昔の軍隊での生活と全く違うんだよ!」と大声で答えたかった。これは妙に聞こえるかもしれないが、それは無理矢理自分を説得しようとしているのではなく、自分の本当の気持ちだと最近気づいてきた。
 軍隊での生活と対照的に、有備館では誰もが無理矢理やらされていないにもかかわらず、みんな自発的に、積極的に全力を尽くそうとしている。それはもとより、怪我人でさえさぼることなく、一秒たりとも無駄にならないように自分なりに頑張っている。こういった、太陽の表面よりもアツイ風景を見て、私もまだ初心者だからといって、自分の不足を知りつつも、このままいつまでもじっと座っていてはいけないと思い、気づかぬ間に燃えてきた。
 これからもぜひ先輩方、貴重な時間をかけて下さっているOB・OG方と一緒に頑張りたいと思う。(完)

| 柔道部に入部して | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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柔道部に入部して(1)

(平成23年度一橋大学柔道部報「一道」より抜粋)
一年生の感想や入部の経緯を綴った文章(入部後2ヶ月目のもの)を何篇かご紹介いたします。
一橋柔道部入部をご検討中の皆様に、参考にしていただければと思います。

(無題)    1年 Y.T

 私は中学、高校と柔道部に所属しておりました。その頃から練習には休まずに参加し、怪我をして練習ができない時でも、筋トレなどをして必ず部活には行っておりました。このため、私は、自分は柔道に対してまじめに取り組んでいると自負しておりました。しかし、こうした柔道にたいするひたむきな姿勢にもかかわらず、同学年内では最も弱く、対外試合でもほとんど勝つことはできませんでした。このため、当時の私は自分の柔道の弱さは体が小柄であることや運動神経がないことに起因しており、自分は決して強くなれないものだと独断しておりました。
 しかし、現在一橋大学柔道部に入部して、今までの弱い自分と決別できるのではないか、と考え始めています。というのも、一橋大学柔道部での稽古を通じて、これまでの自分が心・技・体の全ての面で欠如していることを痛感したからです。一つの技、たとえば大外刈についても、右組の場合は右手を相手の顎を突き上げるように崩し、左手は相手の重心を左足に乗せるように十分に下げ、左足は出来るだけ大きく踏込んで相手のバランスを崩し、右足は自分がのけぞらないように足の裏を下に向けて刈る、というように私のような未熟者が思いつく限りでもこれだけ意識すべき動作があり、技をかける際にはそれぞれの動作の意義を意識しなければなりません。また、筋力トレーニングについても、週に2、3回のスパンで8回程度反復できる負荷のトレーニングを数セット行うことで、筋力を効率良く伸ばすことができることを知りました。これまでの私はこうした技の意義や効率的なトレーニングをほとんど意識せず、また何の目的意識も持たずに日々の練習に取り組んでおりました。
 一橋大学の柔道に触れることで、自分が今まで何も考えず柔道をしており、技能も筋力も全く欠如していることに気づいたことは絶望的でありました。しかし、技も体も未熟であるということは、逆に言えばそれだけ自分にも伸びしろがあるということでもあります。たしかに、柔道の強さは才能や体格、教育などによって大きく左右されることは不変の事実です。しかし反復練習をおこなって技能を定着させ、適切なトレーニングのもとで体作りを行えば、ある一定のレベルには到達できるはずです。ですから私は練習において常に目的意識を持ち、一本一本の技を大事にして日々の稽古に励み、それと並行してトレーニングをおこなうことで、一橋大学柔道部に少しでも貢献していきたいと思っております。(完)       

| 柔道部に入部して | 23:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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