一橋大学柔道部

魂魄留道場~東京国立・有備館より~

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4月月報

  ~ 月報“ 一道 Vol.24“ 4月号  ~
祝・発行2周年&新歓特別号
“別れ、出会い”


*目次
1.中田コーチご挨拶
2.一時帰国の挨拶(閔永基)
3.4月取り組み目標
4.4月のイベント
5.新歓速報
6.OBリレートーク(平成15年卒芦本先輩)
7.信州大合同合宿を終えて
8.OB番外編(ブログより抜粋)
9.編集後記

1.中田コーチご挨拶

桜咲く一橋大学柔道部

コーチ 中田 善久

柔友会の皆様におかれましては、益々ご健勝のことと拝察いたします。
いつも学生に対する多大なるご支援、ご指導を賜りまして誠にありがとうございます。
僭越ではございますがご挨拶兼ねて柔道部の近況報告をさせていただきます。
今年も国立有備館にこの季節がやってまいりました。桜満開の大学通りは例年通り活気に満ち溢れております。
今月は、月報一道発行2周年と新歓特別号ということで記念号として発行させていただきます。
この“月報一道“を定期的に作成、発信させていたくこととなって丁度2年が経ちました。今の柔道部の現状を皆様に伝える必要性と情報の共有を図る目的で始めさせていただきましたが、先生方や多くの先輩方にご協力をいただき、毎月滞りなく作成させていただくことができたこと、改めて皆様に感謝いたします。このたび1つの節目として、この月報の編集を丹羽君(平成23年卒)に引き継ぎを行い、引き続き発信していくことになりました。今後も、ブログと併用することでリアルな情報を提供できるように工夫をしてまいります。引き続きご協力、ご愛読の程宜しくお願い致します。
また、2年前より始めました新歓プロジェクト、進学高校との交流も例年通り行っております。先月から、千葉高校、浅野高校には出稽古にお伺いをし、また川越高校、浦和高校、海城高校、早稲田高校には有備館にお招きし、合同練習を行いました。この時期に進学高校とのコネクションを持ち、より高校生との距離感を近づけることは、非常に重要な活動であると考えております。実際に各高校一人以上の学生が一橋を希望していることが分かりました。この活動も継続して行い、早い段階での有力な高校生の発掘につなげていきます。
さて、現在新歓活動真っ只中です。ブログ上でもお伝えしておりますが、今年はすでに数名の新入生が柔道部に興味を示してくれており、すでに1名の新入部員を迎えております。このように新歓プロジェクトを立ち上げてからというもの、少しづつ成果となって現れてきております。このように順調に新歓活動できているのも、大月先生、野瀬師範の多大なるご支援、OBの皆様のご協力、ご指導、学生達の情熱の結晶だと思っております。皆様のご協力に対し重ねて御礼を申し上げます。
また、少々残念な報告があります。2年生のミンが韓国の徴兵制度によって1年10ヶ月軍隊に召集され、一時柔道部を離れます。北朝鮮のミサイル問題で非常に緊迫しているとの話も聞いております。ミンには1年10ヶ月の合宿を経て大きくなって戻って来いと伝えました。先日最後の練習会で久しぶりに練習をしましたが、この2年で体重は10kg以上増え、力が強くなっているのに驚きました。同級生と出られる三商大戦には間に合いませんが、皆でミンを応援し、今以上に成長したミンと2年後に再開することが楽しみです。
人の出会い、別れは常ですが、どこで出会い、いつ別れがくるのか分からないのも運命であり無常でもあります。一人ひとりの出会いに感謝し、これから訪れる新たな出会いを逃すことのないようにしっかりと準備をしていきます。板羽主将を中心に部員一丸となって、新歓活動、チーム力向上により一層精進をしてく所存でございます。
今年こそは15人全員で三商大戦の畳に上がること。
そして、8年ぶりの勝利を本気で掴みに行きます。
今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

2.一時帰国の挨拶(閔永基)

「なぜ」

二年 閔永基

去年の旧三商大戦で、惨敗したとき頭ん中に真っ先に浮かんだことばである。始まって僅かの数秒で投げられ、一本負け。苦しかった。皆が、自分の役割をきちんと果たしているのに、自分だけ自分の役割を果たすことができなかったことが、自分さえ、自分の役割を果たすことができたら、チームが勝利できたはずであったことが、2年間、準備してきたことが、僅か数秒で終わったことが、もっと普段頑張れなかったことが、とても悔しかった。
その後、柔道をすることが、有備館へ足を運ぶことが、部員皆の顔をみることが、先生方そして多くの先輩方の前にいることがとても苦しかった。しかし、何より苦しかったのは、自分に対する失望感であった。文頭の「なぜ」に対する答えは、私自身にあった。もっと頑張れたはずである。そして、普段もっと頑張っていたら、同じ結果にはならなかったはずである。このことに気づくことが、何より苦しかった。苦しくてたまらなかった。
この思いを何とかしたい、という動機から予定されていた徴兵を先に延ばし、今年の旧三商大戦、そして、来年の旧三商大戦に出場したいと、親を説得し、奨学金の受給を条件に予定されていた徴兵を先に延ばすことを許してもらったのである。しかし、残念ながら奨学金を得ることができず、今春兵役の義務を果たすため、2年間帰国することになった。
前に進むことができず、この悔いを持ったまま一歩後退することになり、無念である。が、私の思いは、既に2年後に向かっている。まずは、私に今できることをこの2年間続けて行きたいと思う。そして、2年後、より成長したミンとして有備館に戻りたい。悔いの残らないよう柔道をしたい。
まとまりのない稚拙な文章になってしまいましたが、最後に、野瀬先生、大月先生、中田コーチ、及び、多くの先輩方に御礼申し上げます。有り難う御座いました。
そして、今後とも変わらぬお付き合い、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

閔

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3.4月の取り組み目標
・新歓活動に全力を注ぐ
・個人練、自主トレで練習不足を補う

4.4月のイベント
・2日 入学式
・27日 練習会&新入生歓迎会@有備館
例年は29日に全日本選手権観戦と合わせて新入生歓迎会を行っていますが、今年は29日が授業のため、27日練習後に大学近くで計画しております。


5.新歓速報
<ブログより抜粋>
●3月13日記事 鈴木君、いきなり入部確率100%!

●3月29日記事 熊谷君、入部確率80%!

●3月30日記事 萩君、いいやつ!


6.OBリレートーク(平成15年卒芦本先輩)

H15卒(本当はH16卒) 芦本 知明

ご無沙汰しております。芦本です。現役の皆様は私のことを知らないと思いますので、簡単に自己紹介させていただきます。年次では、先月のリレートークの山本君の4つ上、学生指導幹事の上田君の2つ上になりまして、大学に入ってから柔道を始めて、5年間一橋大学柔道部に所属しておりました。卒業後は地元の愛知県に帰り、監査法人で公認会計士をしております。
私の学生時代を振り返りますと、最初の2年間は柔道するか漫画読むか寝るかという生活を過ごし、これでは堕落する一方だと思い、大学3年次から柔道をフルでやりつつ、会計士試験の勉強を始めました。当時は、9時から3時前まで図書館に引き籠って勉強して、3時から6時前まで有備館で柔道をやって、自転車で猛スピードで立川の大原まで行って講義を受けて、9時過ぎに家に帰って深夜まで勉強するという生活を続けていました。結局、4年の三商戦までは柔道をフルでやって、その後しばらく柔道をせずに勉強に専念して大学5年次に試験に合格して、柔道部に復帰して5年次の三商戦に出場しました。
今となっては、学生のころから焦って勉強する必要があったのかどうか考えるところはあります。現役の皆様は、柔道漬けの日々を過ごしている人もいれば、資格試験の勉強やアルバイト等をやりつつ柔道部との活動を両立しようとしている人もいるかと思います。卒業してから思うのは、勉強はいつでもできるが、柔道は学生の時にしかできないということです。現役の皆様は、悔いのないよう、柔道をがんばってください。陰ながら応援しております。


7.信州大との合同合宿を終えて
 去る3月7日~9日、信州大学柔道部との合同合宿を実施いたしました。ここ数年、信大の皆さんにお越しいただくのが春の恒例となっております。一橋・信大ともに1年生が入部し、昨年よりも賑やかな練習を行うことができました。
実践的なメニューが中心の合宿でしたが、普段やらない相手との乱取は刺激的で、一日一日、練習の一回一回が非常に楽しく、あっという間の3日間でした。また、最終日には信州大の松永師範に御来場いただき、高専柔道で培った寝技の技術をご教授いただきました。昨年度に引き続き目から鱗の連続で、早速稽古で活用させていただきたい技術ばかりでした。長野と東京、距離は離れていますが、今後ともこのご縁は大切にしてまいりたいと思います。松永先生、信大柔道部の皆さん、ありがとうございました。

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8.OB番外編
① 木村先輩・寺田先輩大学院ご卒業

② 星野先輩ご結婚


9.編集後記
 速報でご紹介いたしましたが、秋田高校出身の鈴木遼平君が合格発表直後に入部宣言をしてくれ、新歓シーズンは好スタートを切ることが出来ました。その一方、閔の一時帰国が決定したのも最近のことです。一橋柔道部は今春、出会いと別れを両方経験しました。閔が再び有備館に戻るのは2年後、ちょうど現在の2年の代が卒業する春になります。その時には彼の復帰を沢山の後輩が迎えられるよう、これからの新歓活動に全力で邁進して参りたいと思います。先輩方におかれましては、今後とも格別のご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。最後に、ご寄稿頂いた中田コーチ、芦本先輩、お忙しい中ご協力ありがとうございました。今月号は板羽が担当致しました。引き続きご愛読の程、よろしくおねがいいたします。 

以上
柔道部員一同
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3月月報

  ~ 月報“ 一道 Vol.23“ 3月号  ~
“初志貫徹”


*目次
1.荻原新会長ご挨拶
2.主務挨拶&決意表明(古川利明)
3.3月取り組み目標
4.3月のイベント
5.OBリレートーク(平成19年卒山本先輩)
6.OBのページ(平成17年卒 上田先輩)
7.二月活動後記
8.編集後記

1.荻原新会長ご挨拶

「新役員体制1年を振り返って」


荻原先輩 (85x100)
荻原 勝年(昭和51年卒)

 今年も本格的な受験シーズンを迎えましたが、新人勧誘プロッジェクトで発掘した12名の受験生が我が柔道部を目指していることは頼もしい限りです。一人でも多くの皆さんが難関を突破し、有備館でともに汗を流されんことを願っています。
 さて、新役員体制1年を振り返り、「有備館回帰活動」を基本方針とした様々な課題に取組んできましたが、特に新人勧誘活動に力点を置いたトピックスを4件ご報告いたします。
 まず、既に開催20回を超える「有備館杯」では、昨年は過去最高の11校が参加し熱戦を繰り広げました。決勝は、県立千葉高校が前年優勝の川越高校を代表戦の僅差で下し見事栄冠に輝きました。3位は、早稲田高校と宇都宮高校です。
 次は、毎年福岡市で開催される「金鷲旗柔道大会」の視察と高校生勧誘です。中田コーチ、板羽主将に私も同行し、長崎からは福谷副会長にもお越しいただき、秋田高校と東筑高校の有望部員を発掘しました。板羽主将は空の旅が初めてであり、とんだ珍道中のなか色々な成果を得ることができました。
 3つ目は、寄附講座「武道としての柔道―その技と心」ですが、今年は当初計画通り4年目となります。この3ヵ年、講師には野瀬師範と野瀬英豪先生をお迎えし、毎年40~50名の受講生の内、1名が入部しました。本講座の評価としては、新勧活動にはあまり寄与していないとされる一方、日本の精神文化としての武道についての理解を深めることや、他の大学に例の無い講座として、大学はじめ関係先から非常に高い評価を得ています。
 最後に、「一橋柔道クラブ」の立上げです。これは、「有備館回帰活動」の一環として、若手OBを中心に実業団大会に加盟、参加することとあわせて、OBと現役部員との交流を深めようとするものです。現在、上田幹事が参加者を募っていますので、我と思わんOB、OGの皆さんには、ぜひ実業団で活躍され、また現役部員に胸を貸していただけるものと期待しています。
 今年も、大月部長、野瀬師範、中田コーチをはじめ、先輩諸氏には倍旧のご支援ご指導を賜りますようお願い申しあげますとともに、一橋柔友会会員各位の益々のご健勝とご活躍を祈念いたします。


2.主務挨拶&決意表明(古川利明)

古川 (90x100)

主務 古川 利明
去年から引き続いて主務を務めさせて頂く古川利明です。今年度も宜しくお願い致します。私は去年度の夏から選手からマネージャーに変わりました。三商戦では選手として畳に立つことはできませんが、マネージャーとして選手の皆が柔道に集中できるように自分の仕事をこなしていきたいと思っております。
 今月3月からオフも終わり、一橋大学柔道部は再始動致します。3月は柔道の稽古は勿論ですが、新歓活動に力を入れていきます。去年度は3、4年生がいないという状況で、時には失敗もありました。今年度はその時の反省を活かして新歓に臨みたいと思います。幸い今年は去年よりも部員の人数も多いので、去年以上に効率良く新歓活動をやっていけると思っております。去年同様に新歓活動でOBの皆様のご協力をお願いすることもあるかもしれませんが、今年度も力をお貸しして頂ければ幸いです。

3.3月の取り組み目標
・オフ明け、基礎体力・筋力強化
・高校生との合同稽古で、経験を積むとともに勧誘活動
・新入生勧誘活動

4.3月のイベント
・浅野高校視察
・信州大学との合同合宿

5.OBリレートーク(平成19年卒山本先輩)

山本さん (88x100)

平成19年卒 山本 晃平

平成19年卒山本です。同級生の星野くんから指名を受けましたので、駄文ながら寄稿させて頂きます。はじめに、私ごとではありますが、去る2012年10月に入籍しました。この場をお借りしてご報告させて頂きます。
山本夫妻 (200x139)

さて、柔道部について改めて振り返りました。やっていて良かったこと、やっておけば良かったことを列挙します。お役に立てれば幸いです。まずはやって良かったことです。
1.本を読むこと
柔道の本は数多く出版されています。「寝技で勝つ柔道」といった技術の参考書だけではなく、「武士道とともにいきる」など考え方に関するものもあります。週に一冊、月に一冊を読むことを継続することで、かなりの知識が蓄えられます。
2.ノートにまとめること
先生や先輩からの言葉、日々の練習で感じたこと、本を読んだ内容、自分なりの理論、文字に落とし込み、見返すことで習熟度が高まったと思います。半年後に見たら自分の成長を感じられてモチベーションにつながること請け合いです。
3.ビデオを見ること
試合、先生方の講義、自分の反復練習を撮影して良い点・悪い点を見ることは良い練習になりました。部室でダビングして自宅で見ることは体を動かさなくてもできるので、怪我をしているときもできると思います。
次にやっておけば良かったことです。
1.柔軟
体作りの取組として、トレーニング以外に柔軟をしておくことはとても有意義だと感じます。怪我をしないと自然に強くなれるので、毎日やることをお勧めします。
2.人の意見を聞くこと
自分の頑固な性格もあり、素直に人からの意見を受け入れられない時期がありました。柔道や部の運営において、人の意見を聞くようにして、皆の化学反応を楽しんでいたら良かったと思っています。
3.日々のルーチンを行うこと
今つけているブログは良い取り組みだと感じます。ぼくの頃は代わりに紙面の部誌があり、一年生が当番をして日々つけていたのですが、僕はサボり魔で書き忘れたことが何度もありました。直接結び付かないかもしれませんが、決めたことを疎かにせずに積み重ねていれば、と反省することがあります。
近年は沢山の部員が入ってきたので大変嬉しいです。長らく後輩が入らない時期がありましたが、支えてくださった先輩方、当事者として向かい合った後輩達のおかげです。三商に勝利して喜びをつかんで欲しいです。そして、何よりも柔道を好きでいて欲しいです。
最後に、次のリレートークは東海高校の先輩、芦本先輩にお願いいたします。

6.OBのページ(平成17年卒 上田先輩)

一橋柔道部OB・OGのみなさま

平成17年卒 上田 幸治

先般、メールアドレスをご登録頂いている方にはご連絡させて頂きましたが、現在平成25年度より正式発足する事となりました「一橋柔道クラブ」への参加者を募集しております。このクラブは一橋柔道部出身のOB・OGをメンバーとし、有備館での稽古や社会人大会への参加を通じて、卒業しても楽しく柔道を続けることを目的としています。
このたび私上田(H17)が事務局を勤めさせて頂くことになりましたので、どうぞ宜しくお願いします。当ブログを御愛読頂いている方は、既にご存じかと思いますが、正式発足に先駆けて昨年11月、荒井(H22)、山田(H24)そして私上田の3名で試合に参加して参りました。(詳細はこちら)優勝はできなかったものの、個人戦入賞も果たし、大変充実した試合となりました。また、試合会場では、学生時代に稽古した他校の選手との思わぬ再会もあり、楽しい一時を過ごすことができました。
卒業以来運動する機会がめっきり減ってしまった方、お勤めの会社に柔道部が無く試合に出たくても出られない方、自分の柔道着姿を知らない息子に試合を見せてやりたいという方・・・きっかけは何でもOKです!
もう一度「勝利」を目指して、楽しく汗を流しましょう!!
なお、参加される際の主な個人負担は以下の通りとなります。
①全柔連選手登録費: 5,300円/ 年間
②個人戦参加費  :約5,000円/1試合 ※試合により変動
③試合会場への交通費等、保険加入費等
※全柔連・実業団等の団体登録費用および団体戦参加費は柔友会の予算内でご援助頂くことになりました。
3月に全柔連への選手登録、実業柔道連盟への団登登録手続きを行いますので、「我こそは!」という方は追加で参加登録を致しますので、ご連絡をお待ちしております!
また、あわせてマネージャーも募集しておりますので、「練習するのはちょっと・・・」というOGの皆さまも奮ってご参加いただければと思います!! 
以上、ご検討宜しくお願いします。

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<デビュー戦となりました多摩社会人柔道大会でのひとコマです。>

7.二月活動後記
 三商大戦優勝という大目標を達成するための二本柱となるのは稽古と新歓です。その両面から二月の柔道部の活動を振り返ってみたいと思います。
 まず稽古ですが二月はオフ期間中のため、昨年三商大戦に向けて高めた体力を落とさず維持することなどを念頭に置いて取り組みました。そのために毎週稽古の初めに行うランニングトレーニングは欠かせません。毎週のランニングトレーニングをこなすたびにほとんどの部員が長距離走のタイムを縮めており、むしろ体力が上昇したのではないかと感じられるほどです。特に一年の田澤は土曜日以外の稽古のない日にもランニングトレーニングを行うことによって、一週間で30秒も長距離走のタイムを縮めるという驚異的な成長を見せつけて他の部員を牽引してくれました。

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また今年の目標「寝技と立ち技で一つ得意技を作る」こともまた念頭において稽古に取り組みました。中田コーチがおっしゃったお話で、現役時代の井上康生選手は得意とする内股と反対方向の技である大内刈りを熱心に練習していた、というものがありました。一つ得意技を設定することで、その得意技と反対方向の技を活かせるようになり、得意技を出すためにどういう組手をすればよいか、どういうふうに崩せばよいか、というふうに体だけでなく頭も働かせて柔道ができるということです。

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新歓では県立千葉高校に視察に行ってまいりました。県立千葉高校は昨年の有備館杯で優勝した強豪校であり、単純に新歓という目的だけでなく稽古の面でも部員にとっては大きな刺激になり、学ぶことも多くありました。また同校には昨年も同じ時期に訪問させて頂いているほか、先述のように昨年の有備館杯に出場して頂いており非常に友好な関係が築けております。3月には浅野高校の視察も予定されております。より多くの高校と友好な関係を持ち、ともに柔道に励むことを通じて未来の一橋大学柔道部員獲得を目指してまいります。

8.編集後記
入学試験も終わり、今月からは新入生の入学手続きや部活・サークル紹介などでの新歓活動が本格化してまいります。昨年はOBの先輩方の御助力のおかげで部活・サークル紹介の柔道部のブースは大盛況でした。本年も新入生獲得のため先輩方の御助力・ご支援何卒よろしくお願い申し上げます。日程に関しましてはブログ内で追ってご連絡させていただきます。
今回ご多忙にもかかわらずご挨拶文をご寄稿くださいました荻原会長、山本先輩には厚く御礼申し上げます。先輩方の御挨拶文に添えて先輩方のお写真を掲載させていただきました。ご容赦いただければ幸いでございます。今月は田中が担当いたしました。引き続きご愛読の程よろしくお願い致します。


柔道部員一同

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2月月報

~ 月報“ 一道 Vol.22“ 2月号  ~
     “冬の寒さにも負ケズ”


*目次
1.柔道部野瀬師範ご挨拶
2. 副主将挨拶(丸山起明)
3.2月取り組み目標
4.2月イベント
5.寒稽古報告
6.柔友会総会報告
7.リレートーク(平成19年卒星野先輩)
8.編集後記


1.柔道部野瀬師範ご挨拶
「IJF国際審判規定の改正と武道必修化に思う」

先生
師範 野瀬 清喜

ごあいさつ
新しい年を迎え1か月が過ぎましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は全日本女子ジュニアヘッドコーチを退任し、いままでの様々な資料等の整理に追われています。これからは有備館に行く機会も増えると思います。柔道部は活気を取り戻し、充実していた時代に戻りました。今後の強化次第で三商大優勝を狙えると思います。大月先生や中田コーチのお陰で部員たちの団結力は強く、基礎基本もしっかりできています。また、今年の入試には多くの柔道経験者が受験するが期待され、1人でも多く合格してくれることを願っています。
とは言え、まだ、1年生と2年生のみのクラブです。先輩各位には今後益々のご支援と有備館でのご指導をお願い申し上げます。
IJF審判規定の改正
国際柔道連盟審判規定が大きく変えられようとしています。改正点で述べられていない詳細も含めて見ると以下のようになります。
骨子
①試験的なルール改正である。⇒2013年1月大会からリオ世界選手権まで(その後協議)
②変更する理由:・指導により勝利を得ようとする選手が多い・防御に徹するあまり技を掛けあう光景がすくない・柔道を知らない人に魅力が伝わらない・ネガティブな柔道ではなく、組み合い、掛けあう場面を多くし、魅力的でエキサイティングなものにする。
ルールの説明
①審判:畳に上がる審判1人・試合場近くに2名のマットジュリー(1名は審判委員⇒VTRを見て確認できる)。②一本の価値:勢いを持って背中の全面をついて倒れた時(最初の倒れ方が重要)③ブリッジの禁止④指導について:組み合わない・偽装攻撃・防御姿勢⇒厳しく取る。奥襟を持ってブロックする場合も指導⑤組手関係:相手を引き倒す・自分の襟を持つ、隠す、クロスグリップで内股等で投げれずにそのままの状況⇒指導、片襟や帯を持つ⇒すぐに掛けないと指導、両手で相手の釣り手を切る⇒指導⑥ベアハグ:指導⑦脚取り関係:大腰・裏投げ⇒OK、立姿勢から寝姿勢の移行⇒移行している段階で足を持てば反則負け(巴投げ等も含む)⑧寝技について:抑え込みに入れば両者が場外に出ても継続、絞め技関節技の効果がある時も継続。
 新ルールについて
 このIJFの改正により柔道は組むスポーツとなり、自由に攻防する格闘技の特性と護身術としての特性を失わせるものではないかと危惧しています。また、自然発生的に出来上がってきた柔道の魅力も半減させ不人気種目となることを懸念しています。三商大戦はあくまでも柔道の本質を守るルールで有り続けたいと願っています。
武道必修化と中国古典
話は変りますが、冬休みに中国の歴史を読みました。特に印象に残っている部分を記したいと思います。戦国時代(紀元前403~前221)前後に勃興した秦は約200年をかけて、他国を侵略し、ある時は40万人以上の殺戮を行い、前221年に中国を統一しました。その時の秦の王は「政」で始皇帝を名乗りました。政は子どもの頃、人質であったこともあり疑り深い性格で政務を一切人に任せず全て自分で決めていきました。その頃、政は韓非という韓の公子の書いた韓非子に感銘し韓非を呼び寄せました。当時の秦の丞相(総理大臣)は李斯と言い、韓非とは、荀子のもとで学んだ同門でした。荀子は性悪説で知られる儒家です。
 政は万里の長城・兵馬俑で知られる始皇帝陵・阿房宮の建設、通貨の統一などを実施したほか、他国人追放令や焚書坑儒などの悪政も行っています。在位10年ほどで健康を害した政は、自分の後継者を長男「扶蘇」とする遺言を残してこの世を去りますが、側近だった宦官趙高によってもみ消され、秦は僅か15年で滅びます。韓非子は獄死、李斯も斬殺されています。
 これを倒したのが、漢の劉邦と楚の項羽で最終的には劉邦が天下を制し漢の時代になっていきます。項羽の最期に謳われたのが「四面からの楚歌」です。
漢王劉邦は天下統一後、高祖と呼ばれましたが、疑心暗鬼の塊となり、秦を倒した盟友を次々と討ち、「背水の陣」で有名な韓信も斬殺されています。劉邦は反乱軍の鎮圧に追われ、戦場での傷がもとで逝去します。その後、呂后という婦人のために子孫を次々と殺されました。2000年前も現代も世の中を変えていくのは、最終的には人の心のようです。
 中国古典に興味を持ったのは、武道必修化で次の世代の若者に伝えるべきものは何かということがきっかけです。日本の武士の教育には、論語、孟子、孫子の兵法などが活用されていました。また、現在の我が国には、先にあげた「四面楚歌」のほかに、「臥薪嘗胆」「積水」「呉越同舟」「牛耳る」風林火山」「蛇足」「完璧」「啓発」「隗より始めよ」など数限りなく孫子や史記などの言葉が残っています。
昨年より始まった武道必修化で柔道を学ぶ子どもたちが10年後には国際社会に巣立っていきます。我が国の伝統文化を知り、他国の伝統や文化を受け入れて活躍する人材作りが必修化の目的です。これからも柔道で次の世代に伝える内容と柔道の本質に関する研究を続けたいと思っています。
 

2.副主将挨拶(丸山起明)

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副主将 丸山起明

皆様、あけましておめでとうございます。先月の主将挨拶に続き、新年の挨拶をさせて頂きます。昨年は力及ばず三商大戦も三位と終わってしまいましたが、「今年の目標は優勝!」と部員一丸となって稽古に邁進していく所存であります。直近の課題と致しましては昨年の三商で指摘された実戦経験不足、これを補うこと。そして来年度15人で戦うためにできるだけ多くの新入生を仲間として引き入れることです。本年も現役部員一同、部の発展に寄与するため全力を尽くしてまいりますので、今後とも変わらぬご厚誼とご指導のほどよろしくお願い申し上げます。


3.2月取り組み目標
・トレーニング・走り込みで基礎体力強化
・反復練習、一人打ち込みの徹底
・ 高校生勧誘プロジェクト


4.2月イベント
・2日、9日の土曜日は有備館にて練習会を行います。(1/28現在)
☆体力強化のため走り込みを稽古前に行なっています
☆9:00~西キャンパスグラウンドにて、稽古は10時頃開始予定


5.寒稽古報告
 1月14~17日に寒稽古が行われました。まったく朝6時から走って寝技をする寒稽古というものは、最初にこれを考えた人間に会えるなら是非とも会ってみたいものですが、それでも皆でやってしまうというのが一橋大学柔道部なのです。さて、初日は振り返ればかなりの適温、畳の足先が冷たくなることもなく、かなり快適なコンディションといえました。野瀬師範ご夫妻にも遠方よりご来場いただき、補強運動や技術講習をして頂きました。
ところで圧巻は、その日の練習後。さて家に帰って布団で一眠りしようかと思いきや、道場の外にしんしんと雪が降り、よもや積もるまいと思しきところに、その後もこれでもかと雪は降り続き、ついに路面に積雪ができる状況。2日目は安全面の配慮から恒例の谷保ランは中断を余儀なくされます。(もっとも3、4日目は多少の積雪を顧みず谷保ランが強行されるのですが。)そんな積雪も寒稽古の印象深い思いであることはさることながら、特記すべきは諸先輩方でありました。特に金子先輩・寺田先輩には、ほぼ全行程に共に朝早くご参加いただき、学生にとって大いに刺激になるところとなりました。このほかにもたくさんのOBの先輩方に各日お越しいただき、寒空の下でアツイ稽古が展開されました。最終日は、稽古後に部室でお汁粉と鍋をつつきながら、大島渚監督作品の魅力だとかアベノミクスのリスク分析だとか、たわいもない話に興じながら体を温め、この瞬間ばかりは刻一刻と迫るテスト・試験に目を逸らしながら、至福の時間を過ごすのでした。OBの先輩方と雪道を走る、本当の意味での「寒稽古」を体感できて思い出深い稽古となりました。

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<ロープ登りは寒さ関係ありません>


6.柔友会総会報告

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<将来の活躍が楽しみな1年生>

 1月25日に柔友会総会が行われました。昭和30年代卒の先輩方から平成年代の先輩方まで多数ご来場いただき、大変な盛会となりました。現役部員たちは普段の学生生活では経験できない、貴重な懇親を深めることができました。来年の抱負等をスピーチする場面では、学生は緊張しながらも、ひとりひとりの口から柔道への熱意と来年度への抱負が述べられ、特に留学生のミンとサニーによるスピーチはその並々ならぬ柔道部への思いに、会場は大いに盛り上がるところとなりました。最後は柔道部伝統の応援歌と部歌が世代を超えて斉唱され、その締めくくりとなりました。柔友会OBの先輩方と学生の思いが噛み合って、今後の我々の活動に対し、大いに期待をして頂けるような総会になったのではないかと思います。

130125 柔友会総会 (7) (300x199)
<やはり最後は一橋大学柔道部万歳>


7.リレートーク(平成19年卒星野先輩)


平成19年卒星野晋一
この度、大変お世話になりました三原先輩からのバトンタッチということで、寄稿させて頂くことになりました星野です。稚拙な文章で誠に恐縮ですが、よろしくお願いいたします。一時期廃部の危機にも陥った柔道部ですが、今の2年生が沢山入ってきてくれて、その2年生が一生懸命1年生を勧誘してくれて、また勢いを取り戻してきてくれていると思います。更なる隆盛を取り戻すべく、今回は柔道部の魅力について、新勧活動を絡めて書かせて頂こうと思います。一つ目は部室です。布団、冷蔵庫にお風呂と、とりあえず生活するには困らないようになっており、加えてTV、エアコン、パソコン、ゲーム、トレーニング器具、冬はコタツまで、そこらの一人暮らしより余ほど健康で文化的な生活が営める環境になっています。そういえば現役時代、部室にはいつも井戸川先輩が居ましたが、やっぱり住んでいたのでしょうか。次に、雰囲気です。良くアットホームさを売りにする部やサークルがありますが、「ただしコミュニケーション能力が高い人に限る」というのが私の実感です。結局のところ、他人と上手くコミュニケーションを取れる人なら、初対面の人とも次第に仲良くなり、大抵の部活・サークルなら居心地良く過ごせます。が、そもそも人と接するのが苦手な人にとっては、一般的な部活・サークルは全くアットホームでは無いのです。その点、うちの部は違います。筋トレマニアだろうが、ゲームオタクだろうが、AKBオタクだろうが、人と話すのが嫌な余り、外食は松屋だけでする人だろうが、(松屋は食券制なので、店員と喋らずに済む)多種多様な人材を許容します。ダイバーシティというやつです。その人のあるがままを受けいれてくれる懐の深さが、当部にはあります。そして最後に、熱です。旧三商大戦に懸ける思いは非常に熱く、人生の中で、一つのことにここまで本気で熱い思いを抱けることは、ほとんど無いと思います。現役・OB・指導して頂ける先生方、全員が一丸となって過ごす4年間は一生の思い出となり、その中で出来た繋がりも含め、自分という人間を作っている重要なファクターになっています。私は柔道部に入らなければ、恐らくオタクなゲーマーとしてそこらのゲーム会社に就職していたでしょう。若干脱線しました。こうした魅力を兼ね添えた柔道部ですが、では、新勧においてどの部分をメインに押すのか。一番の魅力は、やはり「熱」です。ただ、これを真正面から熱く語ってしまうと、昨今の草食系は引いてしまう可能性がありますし、言葉だけで伝えるには結構難しいところがあります。なので、ちょっとパターンを考えてみました。まずは優しく声を掛け、「とりあえず練習見に来てよ。見るだけ!」「コンパだけでもいいよ!」など、言葉巧みに釣り、とにかく道場に連れ込みます。そこで練習風景を見せますが、普段より軽めな練習にし、やっていけそうかも、と錯覚させます。そして見学だけといいながら、柔道着の上を着せて、部員を投げさせます。このとき、「君の体格なら、背負い投げが合ってるかな」「しかし柔道着が似合うねー」などと小ネタを織り込み、もちろん投げた後は「すごい!初めてでこんな上手く投げられる人はそういないよ!センスあるね!」と、お世辞だとバレるのは前提で誉めます。お世辞だとわかっていても「元々運動で誉められたことが無い文化系の人たち」は、結構嬉しいです。俺って柔道やっていけるかも、と錯覚します。最後に「強くなりたくないですか?」と聞けば、入部はもう決定でしょう(体験談)。ちなみに入部した後は、とにかく誉めて伸ばして心地よく過ごさせ、部室の居心地の良さも相まって、ここにしか自分の居場所は無いと思わせましょう。以上です。自分で読み返すと、怪しい宗教の勧誘にも見えますね。ですが、柔道部で過ごし、三商大戦を終える頃には、この部に入ったのは間違いじゃないと実感することになると思います。※ちなみに、元々体育会系な人を勧誘する方法は、私には良くわかりませんので、(彼らの琴線に触れる部分がわからない)同じく体育会系な人たちが考えてください。偉そうに書きましたが、これを実践するべく、来期の新勧活動には参加できるよう頑張ります。
現役のみなさん、今後ともよろしくお願いします。

来月号は、同級生である山本晃平君にお願いします。
(尚、リレートークに指名された方は、次月のこのコーナーで次にご投稿いたける方のご承認をいただき、氏名掲載をお願い致します。)


8.編集後記
新年も明けて学生はテスト勉強などの傍ら、トレーニング・走りこみに精を出しております。来年の新歓を早くも視野にいれつつ、今すべきことを着実に実行することで希望にあふれた春を迎えられるよう気を引き締めていく所存であります。
今月は福島が担当いたしました。ご挨拶文を御寄稿頂きました野瀬師範、星野先輩には厚く御礼申し上げます。 
引き続きご愛読の程よろしくお願い致します。 

120922 三商大合宿①最終日 (23) (516x214)
<今年も賑やかに活動中です。国立有備館で皆様をお待ちしております>  


柔道部一同  

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1月月報

※「月報」1月号について
部室のパソコンの不具合により、OB・OGの皆さまへのメール配信に先だって、
ブログに掲載させていただいております。ご了承ください。
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~ 月報“ 一道 Vol.21“ 1月号  ~
“謹賀新年・新たな挑戦の始まり”


*目次
1.柔道部部長大月先生ご挨拶
2.主将挨拶(板羽貴輝)
3.1月取り組み目標
4.1月イベント
5.新歓活動報告(中田勝久 H8年卒)
6.2012年一橋大学柔道部10大ニュース(主務・古川利明)
7.編集後記

1.柔道部部長大月先生ご挨拶

──先輩方、三商の仲間とともに──
大月康弘

 皆様には御清祥にて新春をお迎えのことと存じます。平素より一橋大学および柔道部に御理解、御協力を賜り、誠に有難うございます。年頭に当たり、日頃の御支援に改めて心より御礼を申し上げます。 
 私たちも、野瀬先生、中田コーチのご指導、また、荻原会長はじめ柔友会諸先輩のご助力をもちまして、つつがなく新年を迎えることができました。現役部員たちが一年間の諸行事を滞りなく行えましたことは、皆様よりの御支援の賜物と、重ねて篤く御礼申し上げる次第です。
 すでにご承知の通り、昨秋行われた旧三商大戦では、善戦したものの、所期の結果は挙げられませんでした。ご期待に添えることができず、まずはお詫び申し上げます。ただ、2年生、1年生だけの若い部員たちです。存分に頑張り、反省点を自覚したあの一戦一戦を、すでに糧として、新たな精進を始めておりますので、どうか彼らの成長にご期待ください。入部して日が浅い部員たちですが、すっかり一橋柔道部の精神を身につけ、日に日に逞しくなっております。経験不足もじきに改善されるものと期待しております。
 昨秋の旧三商大会は、第60回のいわば記念大会でした。各校の先輩諸氏も多数来場され、熱気と活気に溢れた大会となりました。底冷えのする空模様でしたが、冷気こそ柔道日和というもの。各大学選手たちの、気根がひしひしと伝わってくる、緊張感溢れる大会となりました。神戸大学の艱貞堂(かんていどう)が、昨夏、国の指定文化財になった由。その旧き良き時代の佇まいのなかで、わが勢も至力を尽くした次第でした。
 学生時代は苦労した、と各校OB諸氏が言われます。その苦労が、卒業してから大いなる英気になった、とも伺います。あのキシキシと揺れた武道場での一戦一戦が、それぞれの代の選手各位にとって、そのような自己修練の場となったのだな、と改めて来し方に想いを馳せたものでした。
 聞けば、大阪市立大学は、近い将来、大阪府立大と統合されるとのことです。新たな歴史を迎えても、「旧三商戦の伝統」は、われわれの、そしてこれから迎える部員たちの、弛まぬ「道場」として、新たな一歩を刻んでいくものと思います。
 本年もまた、旧倍の御支援、御鞭撻を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

2.主将挨拶(板羽貴輝)

新年の御挨拶
主将 板羽貴輝

あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご支援、ご指導を賜り、誠にありがとうございました。こうして柔道部が無事に新たな年を迎えられることも、ひとえに先生方、並びに諸先輩方のご声援に依るところでございます。
早いもので昨年の旧三商大戦から1カ月強も経ちました。1、2年生のみではございましたが、「今年こそ勝利を」と意気込んで臨んだ布陣。敗北の悔しさは今でも胸の中で渦巻いております。先生方、先輩方のお力添えのもと、今年こそは一橋大学柔道部としての目標を達成できるように、2013年も、日々謙虚な心持で精進して参る所存です。本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

3.1月取り組み目標
・トレーニング・走り込みで基礎体力強化
・反復練習の徹底

4.1月イベント
・ 12日は有備館にて練習会を行います。
☆1月、2月は、走りこみよる体力強化を図りますので、9:00~ラントレ後練習とさせていただきます。若手の先輩方、一緒に走って体を鍛えましょう!!
・ 寒稽古 14日~17日
・ 柔友会総会 1月25日 多くの先輩方のご参加お願い致します。
※18日~20日は大学入試センター試験のため、構内立ち入り禁止となります。

5.新歓活動報告(中田勝久 H8年卒)

「高校生勧誘&新勧プロジェクト発足秘話、並びに現況報告」
平成年代幹事 中田勝久

皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
思えばちょうど2年前の正月。我が中田家恒例となっている兄弟ファミリーでの新年会で中田コーチから深刻な相談があった。「(一橋柔道部は)4月から新4年生の3人のみとなってしまう。何とかしよう。力を貸して欲しい。」という話であった。それまでの直近数年間は海外駐在や海外出張等でほとんど柔道部の活動にタッチできていなかったこともあり、衝撃的な事実をその時初めて知ったのだった。普段の新年会はワイワイ楽しく過ごすのだが、この年のそれは途中から一橋柔道部復活に向けての作戦会議となった。
アイデアとしてまず出てきたのが勧誘活動の早期化、すなわち積極的に高校生を勧誘していこうというもの。早速、「高校生勧誘プロジェクト」を立ち上げるべく、(私自身は当時役員ではなかったのだが)同月(1月)の柔友会役員会に飛び入り参加させていただき、プロジェクトの構想を説明させていただいた。幸いなことに役員の方全員からご賛同をいただき、翌週の柔友会総会で活動資金50万円を予算化いただくことになった。そして翌月2月には現役学生、柔友会役員に中田コーチも交え、プロジェクトのキックオフミーティングを実施する運びとなり、有楽町の “さくらさくら”( 縁起の良い店名ということでチョイス)という居酒屋で、今後の勧誘活動(高校生&新入生)について熱く語り合ったことを鮮明に覚えている。今思えば、このミーティングが一橋柔道部復活劇の幕開けだったような気がする。
構想はある程度できあがったとはいえ、それが本当にうまくいくのか正直自信があったわけではなかった。そんな中、3月11日(金)東日本大震災が起こる。3月19日(土)に予定していた有備館杯はキャンセルせざるを得ず、それどころか入学式を直前に控えたにもかかわらず、柔道部の勧誘どころではない雰囲気である。今回勧誘に失敗すれば廃部になってしまうかもしれないというまさに絶体絶命のピンチの中、新4年生3人にかかるプレッシャーは筆舌に尽くしがたいものだったに違いない。今回の勧誘もちょっと厳しいかなと私自身思い始めた矢先に、学生から「入学式が2週間延期になって、4月17日(日)になりました。」という情報が入ってきた。(事情が事情なだけにあまり表立っては言えなかったが)これはチャンスだと思った。入学式が日曜日であれば多くのOBを集められる可能性があるからである。それから若手OBを中心に電話をかけまくって応援を求めた。その結果、20名以上のOB・OGに参集していただき、盛大に勧誘活動をスタートすることができたのだった。
そのわずか6日後に奇跡が起こる。4月23日(土)同期の白神君の結婚披露宴中に中田コーチから電話があり、「板羽君(現主将)含め今日5人入部して、すでに入部した2名合わせて新入部員7人になったよ。」とかなり興奮気味の口調で報告を受けた。2年連続新入部員ゼロだったのがうそのような快進撃である。一橋柔道部にとってまさに歴史的な一日と言って過言ではないだろう。がんばれば何とかなるかもしれないと思うに至った瞬間だった。
「新勧プロジェクト」だけでなく、「高校生勧誘プロジェクト」も着実に成果を出しつつある。一昨年は2名、昨年は3名、「一橋へ行って柔道がしたい」という受験生がチャレンジをしてくれた。残念ながら全員不合格となってしまったが、そういう学生の情報を固有名詞で得ることができるようになったことは今後の一橋柔道部にとって大きな財産となるであろう。今年は現在のところなんと10名(秋田高校、国立高校、県立千葉高校3名、成蹊高校、東葛飾高校、桐朋高校、宇都宮高校、川越高校)もの候補者がいて、先日板羽主将から受験応援グッズを送ってもらったところである。この中から実際に何人が受験をしてくれ、その中で何人が合格するかは神のみぞ知るところである。そういった意味では非効率的な活動かもしれないし、短期的には成果は出ない可能性が高く、長期的に実施して初めて意味をなす活動かと思っている。毎年1人・2人でも「高校生勧誘プロジェクト」の中から着実に入部してくるようになれば、プロジェクトとしては大成功と言って良いだろう。
最後に「高校生勧誘&新勧プロジェクト」を進めるにあたって、様々なOB・OGの方々、特に浅賀先輩(前会長)、稲垣先輩(前幹事長)、村山先輩(基金幹事)、荻原先輩(OB会長)、合田先輩(前平成年代幹事)、黒瀬さん(会計幹事)、上田さん(学生指導幹事)、植松さん(学生指導副幹事)には多大なご協力をいただきました。この場を借りて御礼を申しあげます。本当にありがとうございました。一橋柔道部復活劇はまだまだ序章で、これからが本番です。皆様、今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。

6.2012年一橋大学柔道部10大ニュース

(主務:古川利明)
 2012年に柔道部の活動で印象深い出来事をランキング形式で振り返りたいと思います。

第1位 「激闘、三商大戦」11月
 2012年10大ニュース、もちろん1位は三商大戦です。去年の悔しさをバネに1年間稽古を重ねて試合に臨みましたが、結果は3位に終わってしまいました。しかし、去年よりも2校との差が縮んでいること確かです。今年、自分達がやってきたことは間違いではなく、今の努力を続ければ、三商優勝も現実的な目標になると皆が感じたと思います。2年後の国立開催までに優勝するという目標を達成すべく、去年以上に柔道に打ち込んでいきます。

第2位 「新入部員4名入部!」4月
新歓活動が実り、今年は4名1年生が柔道部に入部してくれました。初めての新歓で、戸惑いながら活動してきたこともあり、仲間が増えたときの喜びは一入でした。新歓活動では、多くのOBの方々に手伝って頂きました。本当に有難う御座いました。2013年度は2012年度以上に多くの仲間を集めたいと思います.

第3位 「突如現れた新入部員、相川君・サニーさん」9月
夏休みも終わり、三商に向けて合宿を行い始めた頃、新たな仲間が柔道部にやってきました。2人とも彗星の如く現れ、即入部してくれました。彼ら2人の入部を目の当たりにして、「4月の新歓で、1人入部させるときに味わった大変さは何だったんだ・・・」と言う部員も見られました。

第4位 「公式団体戦で久しぶりの勝利」6月
去年、公式戦で勝利を勝ち取ることができずにいた一橋大学柔道部でしたが、2012年度の東京都国公立大会では団体戦3位に入賞することができました。また、個人戦においても入賞を果たす部員の姿が見られました。特に1年生の活躍が目立ち、今後の更なる成長を期待するのと同時に、2年も負けてはいられないと気合が入りました。

第5位 「夏の東北大合宿」8月
今年の合宿では、東北大の寝技の技術を体験してきました。東北大の方には、寝技の講習をして頂いただけでなく、レセプションを開いて頂きました。合宿後は、勉強した寝技の技術を「取り」「分け」という分業をする三商に生かそうと試行錯誤しました。

第6位 「冬の寒稽古」1月
寒空の下、早朝から稽古を行うのは大変でしたが、稽古後に鍋を行うなどちょっとした楽しみもあって、終わってみると楽しい思い出になりました。また、最終日に野瀬先生から直々に新成人の祝い酒を賜りました。

第7位 「4年生3名、志田原先輩の卒業式」3月
1年間お世話になった先輩方の卒業式が7位にランクイン。社会に飛び出す先輩を見送るとともに、3年4年のいない柔道部を盛り上げていこうと決意した日でした。

第8位 「春の信州大合宿」3月
有備館に一橋大・信州大・千葉大の選手が集まり、活気溢れる稽古が行われました。一橋以外の選手との乱取は非常に刺激になりました。松永先生からは貴重な講習をして頂きました。

第9位 「四戸、黒帯獲得!」9月
初心者で入部してきた、期待の新人・四戸君。9月に待望の黒帯を獲得!たった一人で審査会に向かうハートの強さを知らしめました。

第10位 「日本武道ろうあ連合との合同稽古」9月
我々よりもかなり格上の選手の方と稽古することができ、非常に勉強になり、貴重な経験をすることができました。ハンディを抱ええているにもかかわらず、熱心に取り組む姿に心を打たれました。


7.編集後記
今回は2012年の柔道部の活動を振り返った内容になりました。ご挨拶文や新歓報告などご寄稿くださいました大月先生、中田先輩には厚く御礼申し上げます。今月は古川が担当いたしました。2013年度もご愛読のほどよろしくお願いいたします。                           

柔道部一同


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12月月報

~  月報“ 一道 Vol.20 “ 12月号  ~
雪辱を胸に誓って!!


*目次
1.上田先輩御挨拶(三商御礼・試合詳細報告)
2.12月の取り組み目標
3.12月のイベント
4.OBリレートーク (三原先輩H17年卒)
5.三商大戦を終えて(副主将 丸山起明)
6.編集後記

1.上田先輩御挨拶
第60回 旧三商大柔道大会を終えて   
平成17年卒 上田幸治
12月に入り寒さもますます厳しくなってまいりましたが、柔友会の皆さまにおかれましてはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、去る11月23日神戸大学道場にて行われた、第60回旧三商大柔道大会では、三連休の初日にも関わらず、遠方より大変多くの皆さまにお集まりいただきました。学生たちもきっと、多くの先輩方の熱い眼差しと力強い声援を前に、緊張しつつも普段以上の力を発揮できたのではないかと思います。

 しかしながら結果は及ばず、メールやブログ等でお知らせしております通り、本年の旧三商大戦も残念ながら三位という結果に終わってしまいました。多くの先輩方による、物心両面にわたる多大なるご支援を賜りながら、本年も結果に繋げることができなかったことに学生指導幹事として忸怩たるものがあります。
 ただ、併せて申し上げずにはいられないこととして、野瀬師範や中田コーチ、そして多くの先輩方のご指導を実直に実践し、一年間に渡り学生たちが積み上げてきた努力は、試合の随所に見ることができました。

 新勧活動の不振が続き、部員4名という廃部の危機に瀕した2年前から、柔友会の皆さまによる強力なバックアップの下、部員数を着実に伸ばし、またその活動もかつてないほど盛況なものとなっております。本年の旧三商大戦には12名で試合に臨みましたが、留学生1名を除けば1、2年生だけのメンバーです。全員がしっかりとこのままの稽古を続けることができれば、今後2年間は稽古に費やすエネルギーの分だけ、また新たに獲得する仲間の分だけ戦力を積み上げていくことができるはずです。
 すべてはこれからの努力次第ですが、きっと来年こそは旧三商大戦のステージにおいて、一橋柔道部が不死鳥の如く復活した姿を見せてくれることでしょう。
 最後になりますが、板羽主将を中心とした学生たちは、とにかく素直で真面目です。先生、先輩方に教えられたことをしっかりと受け止めて、誠実に取り組む姿は、まさに「乾いたスポンジ」です。勝利という形としては残せなかったものの、試合の中で見せた成長の証は、この一年間、有備館や試合に足を運んでくださった先輩方、様々な面で活動を支ええてくださった先輩方のご支援あってものであります。
一年間のご支援に、心より御礼申し上げますとともに、来年の旧三商大戦での勝利に向けて、引き続きのご指導、ご鞭撻をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

大会の詳細はこちら
一橋大VS大阪市立大
一橋大VS神戸大


2.12月の取り組み目標
・三商戦の反省、今後の方針の決定
・体づくり
・怪我、病気の治療

3.12月のイベント
・13日 納会
・毎週土曜日は有備館において練習会を行います

4.OBリレートーク (三原先輩H17年卒)
平成17年卒 三原 研一

皆様、こんにちは。平成17年卒の三原と申します。今回は遥々モンゴルのバンブッシュ君からOBリレートークの執筆依頼を受けました。卒業後すぐに地元の宮崎に引っ込み、なかなか有備館に足を運べない私にとって、今回このような形で文章を書く機会をいただけることは大変ありがたいことであり、僭越ではありますが引き受けさせていただきました。
まず、先日の三商大戦、現役の皆さんはお疲れ様でした。今年は連休でしたので、応援に駆け付けるつもりでしたが、諸事情で叶わず、上田学生指導幹事からの結果速報を受け、一人で熱くなっていたところでした。OBの皆さんは全員そうでしょうが、11月23日という日は、毎年、どこで何をしていようとそわそわしてしまいます。私が現役の時、野瀬先生が「大学時代に稽古を積んだ場所は自分の原点であり、そこを訪れるとその原点に戻ることができる」という旨のお話をされたことがあります(あれは確か「やきとり柴さん」の2階で伺ったお話だったと思います。現役の皆さんはまだ「柴さん」に行っているのかな?)。私たち一橋柔道部OBにとって、有備館や三商大戦という存在がまさにそれであり、時を超えて現役部員が必死に相手に立ち向かう姿に、当時の自分自身を重ね合わせ、胸を熱くするのだと思います。
今年は最上級生が2年生という厳しい状況にもかかわらず、最後まで死力を尽くして戦い抜いたとのこと。現役の皆さんは胸を張るとともに、是非この悔しさを来年の三商大戦にぶつけて欲しいと思います。思い返せば、私が1、2年生の時も一橋は優勝を逃し、みんなが悔しい思いをしました。1年次、一橋は神戸戦で大敗。市大戦に辛くも勝利して2位を確保したものの、宿舎での反省会はまるで御通夜のようでした。巻き返しを誓った翌年、チームは戦力も充実し、満を持して臨んだ三商でしたが、結果はまたしても神戸に敗れての2位。有備館での反省会は、前年にも増してみんなが涙に暮れました。しかし、その翌年、一橋は一致団結して悲願の優勝を飾ることができました。それまで悔しい思いを重ねてきただけに、この年の優勝は格別なもので、当時の情景は今でも鮮明に覚えています。来年、今の現役の皆さんが、まだ見ぬ新入生とともにこの感動を味わえることを心より願っています。
さて、最後に私の近況について少しだけ書かせてください。卒業後、体を動かす機会がほとんどなくなった私は、体力の低下を感じ、5年ほど前からランニングを始めました。これまでにハーフマラソンを7回、フルマラソンを3回走っています。埼玉県庁の某有名市民ランナーとはまったくレベルが違いますが、マイッタなしの精神のもと、出場した大会は一度もリタイアすることなく、なんとかゴールまで辿り着くことができています。今考えると、大学時代、野太い声で国立の静寂を破りながら走った谷保ランや多摩ラン、ストイックな井戸川さんに連れられ、同期の山下君と3人で敢行した高尾ランなど、当時の経験が今に活きているのかなとも思います。実は、今月(12月9日)にも4回目のフルマラソンに挑戦する予定です。今回も現役の皆さんに負けないよう完走目指して頑張ろうと思います。
以上、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

5.三商大戦を終えて(副主将 丸山起明)
今年の三商大戦は神戸で開催されました。私たち二年生は最高学年であるにも関わらず、去年国立で開催された三商を知るのみで外での三商がどのようなものなのかを知らず、色々と不安もありました。特に一年生は分からずだらけで大変だったと思いますが、板羽主将のもと半年間稽古してきた自分たちを信じて勝負に臨みました。
昨年は市大に1人残しで敗北、神戸には10人残しで敗北でした。去年三商が終わって反省会で一同が思ったのは「あと一歩だった市大に対する勝利を来年こそは」「次は神戸に一矢報いたい」ということでした。そんな思いの中迎えた初戦、市大戦。数の利で勝っていたはずが、相手の選手に連続で抜かれるなどして、徐々に人数が拮抗してきます。こちらの大将は相川、柔道をはじめてまだ二ヶ月です。相川にバトンを渡すことだけは避けなければなりません。しかし「市大の大将奥本を絶対に止める」という副将板羽の執念も虚しく、市大の副将西山に板羽は分けられてしまい、チームは負けてしまいました。チームが負けてしまったのも悔しいですが、マークしていた市大の主将で大将の奥本を板羽と戦わせることもできなかったのも残念でなりません。
敗因の一つは自分の役割を果たせたものと果たせなかったものに分かれてしまったことです。「こんなのがアイツの実力じゃないのに」そう言いたくなる場面が多々ありました。一緒に練習してきた仲間が思うように力を発揮できないまま負けていく姿を見るのはとても悔しいものでした。しかし本番で発揮できなければそれは実力ではないと言われてしまえばそこまでです。真摯に受け止め、これからの稽古に励んでいくしかありません。
そのあとの神戸戦は8人残しで負けと結果は惨敗でしたが、内容では市大戦よりうまく立ち回れた人が多く、自分たちが練習してきたことを発揮できていました。去年は全く通用しないと思っていた自分たちの柔道が通用することを知り、神戸からの勝利も現実的なものに今後なるだろうと確信した一戦でした。
「来年こそは一勝を」という山田先輩の代の思いを果たすことはできませんでした。しかし「今度こそは、“来年こそは”」という新たな思いに燃えています。来年、そして再来年の国立開催での優勝へ向けて、市大戦での悔しさをバネに、神戸戦で得た自信を武器に、引き続き稽古に励んでいきます。

6.編集後記
今回は旧三商大戦を振り返った内容になりました。冒頭のご挨拶文やリレートークなどご寄稿くださいましたOB の先輩方には厚く御礼申し上げます。来月号は古川が担当する予定です。引き続きご愛読のほどよろしくお願いいたします。 
                          
柔道部一同

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