一橋大学柔道部

魂魄留道場~東京国立・有備館より~

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2011年7月月報

<7月月報内容>前半戦終了!

*目次
1.中田コーチご挨拶
2.旧三商大戦までのカウントダウン
3.7月の取り組み目標
4.7月のイベント
5.新入生抱負 福島徹<経済学部一年)
6.OBリレートーク
7.全日本学生大会感想

1.中田コーチご挨拶
“柔道できる喜び”
コーチ 中田 善久
一橋大学柔友会の皆様に置かれましては、益々ご健勝のことと拝察いたします。
 このたびの東日本大震災により被災された地域の皆様、関係者の皆様には心からお見舞い申し上げます。今回の震災の影響により、日本全体が現状での生活に不安を感じ、今まで当然のことのようにしていたことに対してありがたみを感じ、生活の営みに対する価値観がずいぶんと変わってきたかのように感じます。
このような世の中の状況にも関わらず、今年の新入生は10名が有備館の門を叩いてくれました。初心者が多く、まだまだこれからの選手が多いですが、新たな歴史の一ページを築くべく日々練習に励んでいます。このように有備館に活気が戻ってまいりましたのも、ひとえに大月部長、野瀬師範の暖かいご指導、また100年を超える柔道部OBの先輩方が築いて来られた柔道部への熱意、脈々と受け継がれている伝統の賜物であると確信しております。
そして、私自身今改めて柔道に携われる喜びを感じています。特に今年は、東日本大震災の影響により、十分な生活が送れない方が多数いらっしゃる中、我々は柔道衣を着て普段とおり練習できること。柔道部を良くしようと同じ価値観で取り組む仲間がいること。当たり前のことのようですが、今の世の中の現状からすると、柔道に携われること自体が素晴らしいことであり、柔道を続ける喜びの源になっています。
少し遡りますが、昨年柔道をできる喜びを改めて感じる出来事がありました。それは、8月に聴覚者障害者の強化合宿に講師として招かれたときのことです。彼らは、年に1度だけ強化合宿を組み、昨年は全国から強化選手が滋賀県に集まりました。その合宿で手話通訳を通じて技の講習を行い、また彼らと共に練習を行いました。聴覚障害者は、相手の動きが見えるので、視覚障害者ほどのハンディは感じません。しかしながら、周りの声が聞こえないため、審判の声が聞こえない、指導者のアドバイスが聞こえないことにより、自分の世界に没頭してしまうケースが多いようです。私は彼らと共に乱取りをしているとき最初は遠慮をして手加減をしていたのですが、そのうちの一人、デフレンピックの世界選手権覇者と乱取りをしているうちに、あまりに真剣に集中して取り組む姿に手加減をすることに抵抗を感じ、本気で乱捕りを行いました。
するとその選手があとから私に通訳を通して、こう言ってきました。「私たちは、世の中に出れば常にハンディを背負っているという同情の目で見られます。しかし、畳の上に上がれば、健常者も障害者も関係ありません。だから僕たちは柔道を通して自分に自信を持つために頑張っています。本気で投げてくれてありがとうございました。」私は、ハッとしました。柔道では手加減をすることは、失礼に当たる。どのような相手でも本気で向き合わなければいけないことを思い起こさせられました。相撲に八百長はあっても、柔道に八百長はない。常に相手と真剣に向き合うのが柔道の素晴らしさなのだということを再認識させられたのです。2日という短い間でしたが、指導に招かれた私の方が、彼らから学んだことの多い体験でした。そのため、「来年強化合宿をやるときは、是非国立に来てください。」という希望を伝えて分かれたものです。
そして、今月来る7/16(土)~7/17(日)日本聾者武道連合主催の強化合宿を一橋大有備館で行いたいとの要請がありました。彼らと学生が柔道を通じて触れ合うことは、お互いにとって大変有意義なことであると考えています。この機会を通じ、いかに我々が恵まれた環境の中で、柔道に取り組めているのかということを思い知らされるのではないでしょうか。6名と少数ですが、全員が2013年に行われる予定のデフレンピック、またはアジアの国際大会を目指している選手達です。若手OBの先輩方で日頃お力をもてあましておられます方がいらっしゃいましたら、是非ご参加いただければ幸いです。
30歳半ばを過ぎてもこうして当たり前に柔道をできることに対し、丈夫な体に生んでくれた両親に感謝、ご指導下さる皆様に感謝、そして家族に感謝、最近は日々そう感じながら柔道に取り組んでいます。
 季節はずれの猛暑にも負けずに学生達は、強くなることを求めて今日も練習に励んでおります。皆様方の変わらぬご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
 
2.平成23年度旧三商大戦まで
残り145日(7月1日現在)
全員柔道で戦います。

3.7月の取り組み目標
・全国国立に向けて、頑張る。
・OFFを利用したトレーニングにより、体を作る
・高校に出稽古に行き、将来の部員獲得

4.7月のイベント
7月3日 全国国立大学柔道優勝大会 於講道館
7月某日(決まり次第御連絡) 納会
7月10日 県立船橋高校出稽古 於県立船橋高校道場
7月16~17日 日本聾者武道連合柔道部との合同合宿 於有備館

5.新入生抱負

経済学部一年 福島徹 札幌西高校出身
一橋大学柔道部へと入部させていただき、柔道という新たなスポーツを始めて早くも2か月が過ぎた。この二ヵ月間では、先輩・OB・コーチ・師範など、色々な人から基本技を中心に熱心に指導いただき、未熟ながら試行錯誤して何とかものにしようと頑張っているつもりであるのだが、やはりそう短期で簡単に上達はしないというのが現在の実感である。しかしながら、2ヶ月前の自分と比較するならば、柔道について色々と理解できることも増えてきた。たとえば、4月末の全日本選手権を見学したときには、決まり手・組み手争いなど多くのことが全く理解できず、見ていても全く「ちんぷんかんぷん」であったのだが、ここ最近では乱取り・試合を外から視察しても、「今の技は小外からの背負いだ」「ケンカ四つで奥襟を取られているぞ」などという風に少しずつではあるが、その動きがわかるようになってきた。
個人的な抱負は、ずばり得意技の習得である。この時期は、教えていただいた色々な技を定着させつつ、同時並行で「得意技」を身に着けていきたい。そして、商東戦・三商戦などの大会に出場させていただくならば、1つでも多く練習の成果を発揮していきたいと思う。
最後に、同期10人とお互いに励ましあいながら切磋琢磨していき、11月23日にお世話になった4年生の思いが結実するよう貢献したい。

6.OBリレートーク 

今月はお休みとさせていただきます。
次月は竹下先輩です。

7.全日本学生大会感想
6月24、25、26日に日本武道館において、全日本学生柔道優勝大会が開催されました。今回は60周年記念ということで、我々一橋大学柔道部も東京学生大会での予選を勝ち抜くことなく、出場することが出来ました。全国から150校もの学校が集い、九段下は柔道関係者であふれました。
我々は札幌大学と初戦対戦し、日頃やってきたことを出すこともなく負けてしまいました。たとえ、相手が強者であっても臆することなく自分のやってきたことを出せるようにせねば、と反省するばかりでした。
決勝は東海大学と国士舘大学の戦いになりました。最後まで勝者が分からぬ接戦となりました。各個人が自分の任された役目(自分より強者であれば、取れないにしても取られないようにする)を果たす姿を見て、我々の三商大にも通ずる所があると思いました。我々も11月には自分の役目を果たしたいと思います。
三商大まであと半年となりました。4月以降多くのOBの先輩方が来て下さいます。本当に有難うございます。引き続きご指導の程、宜しくお願い致します。

一橋大学柔道部員一同
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