一橋大学柔道部

魂魄留道場~東京国立・有備館より~

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2011/08/24

遅れまして申し訳ありません。昨日の報告です。

東京大学柔道部に出稽古に行って参りました。
本郷三丁目で下車した後、歩くこと数分、赤門をくぐり、いざ七徳堂へ。
七徳堂は風が抜け、国立の道場に比べると、非常に涼しかったため、3時間ほどの稽古でしたが、かなり取り組みやすかったです。

この七徳堂は1938年の建築だそうで、戦中の雰囲気が建物から感じられます。
モダンなコンクリート建築と城郭風の瓦の折衷様式の建築は、帝冠様式とよばれ、モダニズムとナショナリズムの融合を意図しています。「モダニズム=欧化」という図式に逆らおうとした往時の気風が伺えます。

110824_東大七徳堂1_convert_20110825142433

さて一年生は東大の寝技に戸惑っておりました。
「乱取で寝技して、その後の寝技乱取するのでは、寝技しかしていないじゃないですか。」
一年福島の言です。

110824_東大七徳堂3_convert_20110825160354

この場を借りて教えてあげますけれども、その通りです。国立七大学いわゆる旧七帝大の特徴は、制限のない寝技です。いきなり引き込んで、しかも「待て」がないのでそのまま最後まで寝技という試合が多く、寝技重視のほうに突き抜けた感があります。

我々の三商大柔道にも大いに通ずるところはありますが、異なるのは三商大審判規定は立技と寝技をバランスよく駆使する柔道を追求しているため、
・寝技への引込みは認めるが、無制限ではない(相手の体勢を崩す効果のある引込みは可能)
・寝技長時間膠着の場合は「待て」をかけ、立技から試合を再開する
・絞めマイッタなし(一橋柔道部全員に適用)
というルールとしていることです。

それぞれのルールに善し悪しや優劣はなく、100年以上各大学の先輩方が議論に議論を重ねられ、それぞれが理想とする柔道を実現するために独自に創り上げ守りまた発展させているわけで、我々現役学生もまた、一方で修行を、一方であるべきルールを議論する当事者でもあるわけです。
これこそが大学柔道、とりわけ伝統ある対抗戦の醍醐味といえましょう。

本日は京大合宿で面喰らわないように一年生をならす意味もあったのですが、福島の言葉に表れているようにその思惑は達成できたようです。
井上靖の名著「北の海」にもありますが、寝技は練習すれば誰でも強くなります。これはもう本当に誰でもです。(本当かどうか確かめたい方はぜひ3か月くらい体験入部を!)
これからもがんばっていきましょう!さしあたっては京大合宿です。

夏も折り返しに差し掛かろうとしております。
今までも一橋精神を一年生に注入すべく上級生も活動してきましたが、三商大合宿を含めさらなる厳しい稽古を課していかなければなりません。一年生は歯を食いしばってついてきてほしいと思います。
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