一橋大学柔道部

魂魄留道場~東京国立・有備館より~

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2012/02/13

現在、大学生はテストも終わり、本にかじりつけるようなった頃合いですので、私が最近読みました「海を渡った柔術と柔道」の紹介を申し上げたいと思います。

本著は、昨今その日本柔道との相違が頻繁に比較される「JUDO」の歴史をイギリス、フランス、ロシア、ドイツ、南米、さらに近年柔道界の注目を集めるグルジアなど各国ごと詳細にスポットを当てたものであり柔道の、「世界史教科書」ともいうべき画期的な本であります。

印象に残った話を少し申し上げるなら、多くの場合、柔術/柔道は、その普及の手法としてショーパブなどの娯楽施設で異種格闘技対戦を行ったということです。
小さい日本人柔術家vs筋骨隆々の海外レスラーという構図は、外国人にとって常軌を逸したものでありました。
この「見世物」が強力な効果を持った一方で、そこには「礼」といった道徳面が海外柔術/柔道に存在する余地はありませんでした。

また、かの有名な「セオドア・ルーズベルト」が柔道経験者であったということや「スモールタニ」の時代(読めばわかります)の柔術普及が日露戦争と密接な関係を持っていたということなど、我々が何気なく知っている歴史と柔術/柔道の思わぬ繋がりには、まさに目からウロコでした。

読者の楽しみを奪うことになるため、今回は内容についてこれ以上多くは述べませんが、今後、柔道を通した文化交流を図る上で必読の書と考えられます。

また受験生は、これらの研究は「スポーツ社会学」という本学の社会学部でも勉強できる学問であるので、大学生の勉強について興味がある方は受験後に読んでみてはいかがでしょうか。

最後に受験生の皆様、インフルエンザが流行っているそうなので、体調管理に気を付けて頑張ってください!
私は、2月中は常にマスクをつけておりました!

一年 福島 徹
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