一橋大学柔道部

魂魄留道場~東京国立・有備館より~

カウントダウンタイマー

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

2012年05月月報

2012年05月月報「一道」<新たな仲間とともに>


*目次
1.坂上副会長ご挨拶
2.今月取り組み目標
3.今月のイベント
4.OBリレートーク(香川先輩 H4年卒)
5. 新入生抱負、意気込み(高橋 小川 田澤 四戸)
6. 四月を振り返って(2年 田中)
7.編集後記


1.坂上副会長ご挨拶
「新任のご挨拶」
昭和51年卒 坂上 信英
一橋柔道部を愛する皆様!こんにちは!!
昭和51年卒の坂上と申します。今年から柔友会副会長の一人として荻原会長を盛り立てて参りますので、宜しくお願い致します。
大学を卒業して35年。柔道とは縁のない生活を送っていましたが、荻原さんのお誘いにより母校一橋柔道部に恩返しする機会を得る事が出来て嬉しく思っております。
私は福島県磐城高校(いわき市)出身です。父親が東京農業大学で柔道をやっていた事もあり以前から柔道には興味があり、大学入学を契機に小平の柔道場を訪れ入部しました。稲垣先輩(主将)始め諸先輩方に温かく迎えて頂きまして、改めて御礼申し上げます。既に荻原さん、草薙さん、本間さんが入部されており、その後田村さん、野村さんが入部されました。以後4年間固定です。以下、当時感銘を受けた事を2つ紹介致します。

(1)柴山先生から教えられたこと
新入生は柴山先生から時間無制限指導を受けます。私は白帯からのスタートでしたので、技も何もありません。最初は雑念がありましたが、最後は無になり本能に従って体が動く。そして自然に絞め技を受け入れる。目が覚めて頭の中が何故かすっきりしました。今もあの感覚を思い出します。

(2)三商大戦の思い出
私は2年生の秋、医者のミスで敗血症から心臓内膜炎になり、1年間の治療そして弁置換手術を受けました。従って三商大で戦ったのは1年生の時だけです。大阪市大は出口主将、神戸大は楓さんでした。関節技や絞め技を多く受けましたが、このままで終わりたくない気持ちが自然に体を動かしたと思います。何とか引分けました。三商  大戦は別世界に自分を引き込みました。

当時を振り返ると、新鮮な気持ちになります。今年は1年生、2年生で三商大戦を戦います。しかし神戸大、大阪市大も状況に大差はありません。微力ではございますが、荻原会長の下に、柔友会発展のため、三商大戦優勝を目指して活動して参ります。皆様のご協力よろしくお願い申し上げます。


2.今月取り組み目標
・引き続き新入生勧誘活動
・新歓合宿で体力増強、技術習得


3.今月のイベント
・5月27日 東京学生柔道大会団体戦
・新歓合宿


4.OBリレートーク
平成4年卒 香川卓也
長濱先輩からのバトンです。先月先輩から突然の連絡をもらった頃、私は会社の業務で中国四川省涼山イ族自治州の山間部を放浪していました。そこでは長濱先輩によく似た人が歩いているのも見かけましたが偶然でしょうか。
最近の私は商談とプラント建設のため中国各地を走り回る毎日で、なかなか有備館にも顔を出せていません。それでも、卒業から20年経っていても、この柔道部での4年間こそが言わば「血」となって今でも自分の体中を流れ、どんな時でも自分を奮い立たせてくれているのを感じています。どんな血なのか?について今回は記したいと思います。
学生時代の稽古と試合、その他柔道部での日々を通じて目指したことや学んだことは今振り返ると非常に重要なことばかりでした。
-自分自身を厳しく鍛錬し仲間も共に鍛えようとする強い心
-勝負に徹する姿勢と自ら前に出て挑む勇気
-目先のことで思考を止めない、単発で終わらせない持続的な集中力
-自分の場所を自覚し、逃げることなく粘り抜く責任感
-稽古でも試合でも余暇活動でもとことん真剣に楽しむ意欲と工夫
-目の前に置かれたものはスタ丼大盛でも下町のナポレオンでも有難く頂く謙虚な心、
等々…まるで私自身がこれらをマスターしたかのように自慢げに列挙していますが、もちろんそんな訳はありません。一部を除けば今もまだ道の半ばかもしれません。
緊張度の高い試合に臨む際のメンタルの置き方、特に三商大戦のような個人力もチーム力も問われる試合で出番が迫った時にこそ自分を奮い立たせることができるか、真剣勝負の場に自分が立っているということに喜びを感じるほどの強い心を持つことができるか、自分の果たすべき役割を矮小化することなく的確に把握してそれを全うするために全力を出し切る覚悟が持てるか、は勝負の結果をも左右するものです。試合の時だけどこからともなく勇気が湧き出てくるはずはなく、日々の稽古の中で技術と体力を鍛錬することはもちろんですが、闘いに臨むための心をよく練り上げるということは本当に重要です。
「心臓止まりて攻撃やむ」「血のあぶく吹きながらも転がり回る」などの尋常ならざる柔道格言の数々があります。そこまでの気持ちで徹底的にやり切ることによって見えてくる境地があるというのは真実だろうと思います。
今年すでに何名かの新入部員が入ってくれたとの報告を目にすると本当にうれしいですが、自分にそんな勇気や覚悟があるのか心配になる新入部員もいるかもしれません。しかし心配は無用でしょう。「柔道部に身を置く」という決断をした時点でもう勇気を持っていることは疑いようがありませんから。
その意味では、まだ入部を決めかねている学生のみなさん、「柔道部にとびこむ」勇気こそが何よりも大事な一歩です。その先については、とびこんでみてから考えましょう。


5. 新入生抱負、意気込み

高橋健太郎(早稲田高校)
初めまして、商学部一年の高橋健太郎です。私の出身高校は東京の中高一貫校である早稲田高校で、ここで強くなりたいという単純な動機で柔道を始め、すぐに柔道に夢中になり中学一年から高校三年の五月の終わりごろまで柔道をやっておりました。一橋大学への入学が決まった当初、私は柔道を再びやるか様々な理由で迷いましたが、不思議なことに一橋大学柔道部に一度顔を出しただけで不安は消え去ったため早々と入部を決めました。このように安易に入部を決めはしましたが、私の柔道と柔道部に対する思いは強く、まず今年の目標はなまった体と苦手としている寝技を鍛えることとして、来年からは団体戦の取り役となれるように努力したいと思います。

小川誠人(海城高校)
今年度入部しました小川です。これから一橋大学柔道部で練習していくにあたり、以下のことを目標にしていきたいと思います。
一つ目は、寝技を強化することです。私は柔道経験者として入部しましたが、持ち前の不器用さから寝技は敬遠していました。しかし本大学の柔道部が「マイッタ無し」の柔道を目指していること、師範やOBの方々の指導の内容などから、本大学が寝技を真に重視していることが感じられました。このような整った環境を最大限利用し、不器用さに臆することなく寝技を学んで行きたいと思います。
二つ目は、筋肉をつけることです。高校時代は主に体力強化を目指して練習をしていましたが、引退試合では力の差で負けてしまいました。今年度は体力強化だけでなく、他の大学生に引けをとらないような力をしっかりつけていきたいと思います。
以上の目標を達成するため、先輩やOBの方々にはたくさん胸を借りるつもりで、同学年の人とは互いを高め合うつもりで、精一杯頑張りたいと思います。

田澤広貴(城北高校)
私は、中学高校と柔道を6年間続けてきました。しかし、一橋大学に入学した当初柔道以外の他のスポーツ、他のサークルに入り、自分の見聞を広げたい、たくさんの経験を積んでみたいという気持ちに駆られており、正直柔道部に入りたいとはあまり思っていませんでした。だから、いくつかのサークル紹介、コンパなどの行事に参加し、サークルの内容を記したチラシや資料に目を通し自分にふさわしい部活、サークルを見つけるのに躍起になっておりました。でも、どのサークル、部活も魅力が感じられない、自分に向いているとは思えないものばかりで途方に暮れました。そんなとき、軽い気持ちで出向いた柔道部で先輩たちの練習を拝見し、自分からも練習に参加するにつれ、やはりここが一番自分の性にあっていると感じるようになりました。また、浪人時代に衰えた筋肉を取り戻したい、中高で自分に足りなかったと悔いたものを今度こそ身につけたいという思いも自分のこの決意に拍車をかけ、入部を決意しました。当分の間は自分の弱点であったスタミナや足腰の強化に重点を絞り、柔道を頑張りたいと思います。どうかよろしくお願いします。

四戸雄大(城北高校)
正直なところ、これまでの18年の人生の中で、柔道との接点はほとんど無かったです。強いて挙げるなら、高校での武道の授業ぐらいでした。ですが、やはり一度しかない大学生活を中途半端なサークル活動やアルバイトに費やすのも違和感があり、自己を高めることのできる部活に入りたいと思い、柔道部に入部しました。やはり経験者と初心者の力量差は並大抵のものではないことは感じていますが、四年間で少しでも先輩方や同級生に近づくことのできるよう頑張りたいと思います。自分は中学で水球をしていたのですが、忍耐と実力の不足から高校の途中で退部してしまいました。一橋柔道部では自分に負けることなく、四年間柔道部で頑張り続けたいです。


6. 四月を振り返って
二年 田中陽介
昨年の四月を思い返すと、最も印象に残っている出来事は現在の二年生5人(板羽、李、閔、田中、コア)が一気に入部した時に丹羽先輩が泣き崩れていたことです。その頃の自分にとっては新入生が部に入ったぐらいでどうして泣くのかと疑問にも思いましたが、今年の四月に高橋君や田澤君、小川君、四戸君が入部確率100%を宣言してくれた時には私自身も涙腺が緩んだことは事実です。(泣きはしませんでしたが。)やはりともに柔道で切磋琢磨し合える仲間ができるというのはこれほど幸せなことはないように思います。
さて、昨年は2、3年生が全くいないという部の存続の危機にあった状況から多くの新入生が入部したということでしたが今年は新歓未経験の2年生が師範やコーチ、OBの先輩方のご支援を得て優秀な新入部員を獲得できました。一橋大学に入学する前に柔道部に入部してしまうという非常に意識の高い高橋君は背負い投げが上手く、打ち込みを見ても二年生の誰よりも形がきれいで、前技だけでなく大外刈りなどの後技も器用に使いこなします。
入部前からいつも柔道部に来ていて、いつの間にか入部していた田澤君は大外刈りが非常にうまく、立ち技乱取りでは二年生もしばしば畳に手をつかされます。球技がやりたいと言いつつも柔道部に入ってくれた小川君は受験勉強をしていて落ちた体力がまだ戻っていないと言いながらも、乱取りでは二年生ともいい勝負をします。そして柔道は授業でしかやったことがないという四戸君はまるで乾いたスポンジのようにどんどんと技を習得しており、前日に習った三角締めを翌日の寝技乱取りではすぐに応用してしまうという期待の新人であります。現在のところ入部してくれたのはこの四名ですがもちろん5月以降にも新歓を続けて、まずは三商大戦で15名揃えられるように尽力してまいる所存であります。
新入生のことばかり書いてしまいましたが、我々二年生は一年生のお手本になるべくこれまで以上に気を引き締めて稽古に臨まなければなりません。新入生の皆は本当に熱心に稽古に参加してくれているので、我々二年生はなかなか気の休まる暇もありませんが、ごろ寝をさせて神は馬鹿を養うということわざが示すように怠けたところで決して強くなることはできません。意識の点でも一年生に負けないように精進してまいりたいと思います。


7.編集後記
お忙しい中、記事を書いてくださった坂上先輩、香川先輩ありがとうございました。
本号は会計係の田中陽介が担当致しました。
引き続きご愛読の程よろしくお願い致します。

以上

柔道部一同
関連記事
スポンサーサイト

| 月報「一道」 | 01:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://hitotsubashijudo.blog90.fc2.com/tb.php/407-b7a2fd41

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT