一橋大学柔道部

魂魄留道場~東京国立・有備館より~

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創始者・南郷三郎先輩

柔道部に残る唯一の創設時の記録(旧部誌)には、明治32年12月2日
「南郷三郎、野平道男、田尻常雄、田中一馬諸氏の尽力により、永岡秀一先生を師範に仰ぎ、柔道部を創設す。道場は四十畳にして、爾来毎年紅白勝負・大会・寒稽古等の催しを行う。」とあります。

この南郷三郎先輩、実業界に雄飛された歴史的人物であることは多くの方がご存知かと思いますが、柔道の創始者嘉納治五郎先生と同じ神戸灘の豪家に生まれた同郷人であり甥(嘉納先生の姉柳子と海軍中将南郷茂光のご子息)にも当たられます。

したがって少年時代から講道館で柔道修行を積み、高等商業学校進学前に既に初段を持っていた南郷先輩が、当時ボートとテニスしかなく物足りなく感じたため学内に同好を募り創設されたのが我が柔道部というわけです。

この南郷先輩の在学時の貴重な写真を柔道部長である大月康弘経済学部教授がお持ち(上田貞次郎先生アルバム)で、我々にも見せて下さったので、掲載させて頂きます。
九鼎社同人1900年_convert_20110427013057
中列左から二番目が南郷先輩です。
同じく大月先生から頂いた「上田貞次郎日記(年譜)」によれば、柔道部創立と同じ明治32年に、級友の有志団体「九鼎社」を結成、「二十世紀ノ継続者タリ改革者タル帝国青年ノ風紀如何ヲ熟察スルニ吹ケバ飛バントスル無気力輩ヲ以テ充溢セラル」「生等慨然奮起敢テ之ガ大改革ノ任ニ当ラントス」という宣言を発しており、この気概が柔道部創設に繋がっているのです。

歴代柔道部員は激しい稽古と同時に故柴山謙治師範、そして現野瀬清喜師範から「日本を良くするために、君たちは一橋で柔道をやるんだよ」と教えられてきました。我々はぼんやりと「まあ大きな話だなあ」と思いながら聞いていたのですが、柔道部は、本当にそういう目的でできた部だったのです。
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