一橋大学柔道部

魂魄留道場~東京国立・有備館より~

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9月月報

~  月報“ 一道 Vol.17 “ 9月号  ~
食欲の秋、柔道の秋!!

*目次
1.山本副幹事長御挨拶
2.旧三商大戦までのカウントダウン
3.9月の取り組み目標
4.9月のイベント
5.OBリレートーク (田中先輩H23年卒)
6.新入生意気込み
7.トレーニングMAX測定ランキング
8.有備館杯を終えて
9.編集後記


1.山本副幹事長ご挨拶

「 ご 挨 拶 」
昭和54年商卒 山本 豊彦
少しずつ秋の気配を感じる頃となりましたが、皆様には元気でお過ごしのことと存じます。今年から柔友会副幹事長をさせていただいています山本豊彦と申します。大学を卒業して早くも35年余が過ぎました。時の速さを痛感しております。
私も林幹事長と同様に長く東京を離れておりました。久しぶりの東京です。東京を離れていましたが、その間も柔友会にはたいへんお世話になりました。
私事で恐縮でありますが、私は、大阪、仙台、東京と単身赴を続けております。そんな私の生活を充実したものにしてくれたのは、柔道であり柔道を通した人間関係でした。
大阪時代は関西柔友会の方々とも楽しい時間を持つことが出来ました。先日、たまたま上京された根本さんと有備館で再会しましたが、根本さんは大阪時代に柔道の練習場を紹介してくれた人でもあります。お陰で今も柔道を続けることが出来ています。
また、仙台時代には地元在住のOBや東京から駆けつけてくれたOBと柴山先生のお墓参りをすることが出来ました。その他にもたくさんの方々にお世話になりました。この場をお借りしてお礼を申し上げます
この度、縁あって柔友会の役を仰せつかりましたので柔道部と柔友会に対して少しでもお役に立てればと思っています。林幹事長のいう「しっかりした副幹事長」は他の副幹事長にまかせて、私は現役の練習台になればと思い時間を見つけては有備館に通って汗を流しています。また、道場周辺の環境整備などの柔友会の活動に参加して改めて柔道部の持つすばらしさを感じました。
先日は、有備館杯の運営のサポート(?)に行きました。報告は別にされると思いますが、高校生たちの真剣な試合内容と参加校の指導者の方々の熱意によって盛り上がった大会になったと思います。サポートというよりむしろ私にとって得るものが多く有意義な一日になりました。これからも柔道を通して東京での生活も充実したのもなりそうです。
さて、秋が近づくと三商大もすぐにやってきます。現役時代のことで,まず思い出すのは、きつかった練習と試合のことです。その中でも三商大の思い出は特別です。よもやの敗戦の試合の瞬間や反省会で涙を堪えながら挨拶される先輩の場面などが、つい昨日のように思い出されます。後からわかることですが、現役の皆さんは貴重な経験の中にいます。ともかく、今を楽しんで下さい。
今年の三商大も厳しい状況は予想されますが、現役の普段の練習ぶりを見ていますと十分期待出来ると思います。簡単ですが、現役の三商大での活躍を祈念して私の挨拶とさせていただきます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

2.平成24年度旧三商大戦まで
残り83日(9月1日現在)
全員柔道で頑張ります!

3.9月の取り組み目標
・トレーニングに取り組み筋力強化
・立ち技から寝技への移行をスムーズに行う
・東北大合宿で学んだ内容を踏まえ、寝技の研究

4.9月のイベント
2日(日)  東京学生柔道優勝大会 個人戦 於日本武道館
8日(土)、9日(日) 全聾唖強化選手との合同練習 於有備館

5B.OBリレートーク 田中先輩(平成23年卒)

OBリレートーク平成22年卒 田中彬久
 突如OBリレートークのご指名を頂き、一体何を記せばいいものかと一週間ほど考え、
ここは自分の柔道部での一番の特徴であった“ブリッジ”についてお話したいと思います。 ここでいう”ブリッジ”とは何かと申しますと、寝技で相手に押さえ込ませたところで、ブリッジを使って相手をひっくり返す技で、寝技の乱取りではいつもこれを狙っておりました。この技自体はどなたもされると思うのですが、どうも自分のそれは普通の人のブリッジとやり方が違うようで、「ブリッジが異様に強力」と言われたり、この技を自分の場合は特別に「たなっち」と名付けられたりしていました。ある日の寝技の乱取りでは、自分が押さえ込まれているところで相手を「たなっち」でひっくり返そうとしたのですが、相手を返そうとする自分の力と、押さえ込み続けようとする相手の力が合わさって奇跡的な作用を生み出し、押さえ込まれた状態から立った状態に移行するという、文章で書いても、実際にその場面を見ても、何が起きたのかよくわからない事態が発生しました。
 この「たなっち」のルーツは、中学生時代にあります。当時私が所属していた中学校の柔道部も寝技を多く行っていました。ある時、押さえ込まれた時からの逃げ方の講習がありました。その中で袈裟固で押さえ込まれた場合に、相手の帯を持ち、ブリッジを使って相手をひっくり返して逃げる方法を教わりました。この方法、使い続けている内にいろいろと応用が利くことが気づき、「この体勢からはどうすればブリッジを使えるか」と研究しはじめました。次第に様々な体勢からブリッジで相手をひっくり返すことができるようになり、現在の「たなっち」に至りました。
 私が大学を卒業するとき、誰かにこの「たなっち」を受け継いでほしかったのですが、その夢は叶いませんでした。田中にしかできないと周囲から言われましたが、特殊な力が必要な技ではなく、
①肩を支点にして、相手が手や足で支えていない方向へブリッジすること
②ブリッジの力が相手に十分伝わる体勢をとること
③ブリッジのタイミング
この3つのポイントを押さえればできるのではないかと思います。
 もし現役部員の誰かがこの「たなっち」を受け継いでくれると、この上なくうれしい限りです。「たなっち」を受け継いでほしいとは私個人の勝手な思いですが、現役部員の皆さんには、「たなっち」でなくとも、自分にとっての“名物技”をもっていると、より柔道が充実するのではないかと思います。自分の狙ったとおりに名物技が成功するのは非常にうれしいものです。大学生という期間は、自分の名物技を見つける・極める時間・環境に恵まれています。是非とも各自の名物技を極めてください。もし、「たなっち」を極めたいということがあれば、私にきいてください。


6.新入生意気込み

四戸
一年 四戸雄大

今年度入部した経済学部一年の四戸です。
入部してから四ヶ月近く立っている今、いまさらな感がしますが、今年度の抱負を述べさせていただきたいと思います。
一つは攻める柔道を心がけることです。そのためには乱取りを一本一本集中し、相手より早く技をかけ、自分のペースを見つけたいと思います。最大の目標である三商戦では分け役として下手な博打に出てはいけないのは分かっていますが、初心者を脱却するためには、なるべく多く技をかけ、返され、改良していく繰り返しが重要であると思います。
二つ目は筋力を増やすことです。体が大きく力の強い選手はそれだけで、相手のスタミナを奪うことができますし、抑えこみの威力も強くなります。そのために、週一回の筋力トレーニングだけでなく、時間を見つけて、自主的にトレーニングを行い、筋力を上げたいと思います。
三商戦まで三ヶ月を切り、また間近に昇段試験も迫ってきているので、何にせよそろそろ素人気分から抜け出し、柔道部の一員として、頑張りたいと思います。

7.トレーニングMAX測定ランキング
日々のトレーニングの成果を、月末にMAX測定として、ベンチプレス、スクワット、デットリフトを8回クリアする重量を各々のMAXとして捉え、3種目の合計を各々の体重の4倍で割った数値を到達度として表し競っております。日々の成果をご覧下さい。

ランキング



8.有備館杯を終えて 

一年  田澤 広貴
8月26日一橋大学柔道部毎年恒例の有備館杯が行われました。今年は史上最多高校である11校の高校の柔道部がこの大会に参加し、白熱した試合を繰り広げました。白帯の学生が黒帯の学生に勝ったりするなど今回の大会は様々な見せ場がありましたが、特に決勝戦は自分も学べるものが多い試合でした。決勝は前年度優勝校であった川越高校と県立千葉高校との戦いで選手たちは互いの実力を最大限発揮してぶつかりあり、最後まで全く勝敗の予想のつかない面白い試合でした。我々も高校生の熱い気持ちを見習う必要があるでしょう。ところで、今回の有備館杯で、個人的に試合の他にもう一つ感銘を受けたことがございます。それは、各高校の学生たちの「礼儀」についてです。例えば、私が運営スタッフとして案内業務を行っていた時のこと、私があいさつをしたら、高校生のみなさんも大きな声であいさつを返してくれましたし、案内を終えた後、しっかりとお礼も言ってくれました。また、試合において、勝っても負けても皆きっちりと礼儀作法ができており、見ている自分もすがすがしい気持ちとなりました。近年、世間一般のみならず柔道の場においても「礼儀」の問題が大きく取りざたされております。先日行われたロンドンオリンピックでも外国人選手の「礼儀」の問題があげられ、柔道は世界中に普及したが、その本質の一つである「礼儀」はまだ広がり切れていないのではないかと言われています。確かに世界にはまだまだ日本柔道の「礼儀」が広がり切れていないのかもしれません。しかし、自分は今回の有備館杯を通じ、少なくとも日本で柔道をしている学生たちの間では「礼儀」はしっかりと根付いていると感じました。おそらく、日本の柔道界でこのような「礼儀」がこれからも行われ続けるならば、自然と世界もその意義について気が付いてくれると思います。我々一橋柔道部も日本の柔道を担う一端として「礼儀」をしっかりしていかなければと改めて思いました。

9.編集後記
 有備館杯、東北大学合宿など様々なイベントがあった八月が終わり、夏休みもいよいよ後半戦に差し掛かっております。この8月でOBの方々による技の指導、師範や中田コーチとの練習、東北大学での合宿を通し、また一歩チームとして前進することができたと思います。これから9月に入り、三商戦がすぐそこまで近づいてきます。この残り少ない期間でいかに効率よく自分の実力を伸ばしていくか。それは8月までに教わった技術の復習にあると自分は考えます。だからこそ9月は復習の月と考え、今まで学んだあらゆるものを吸収しようというような心持で臨んでまいりたいと思います。最後になりましたが、お忙しい中、記事を書いてくださった山本先輩、田中先輩、ありがとうございました。本号は一年生の田澤が担当いたしました。
引き続きご愛読のほどよろしくお願いします。
柔道部一同

<追記>新勧速報

8月25日(土)秋田高校から鈴木君が大学キャンパス、柔道部を一目見たいと夜行バスに乗って来校してくれました。鈴木君は、金鷲旗、インターハイ団体、100㌔級個人戦と出場したこの夏の疲れも見せずに、練習そしてテキサスのステーキを1.5人分ぺろりと食べてくれました。第一志望は、一橋大学、第二志望は、考えていませんとのこと。頼もしい限りです。
そのときの、全体写真と、板羽主将との硬い握手の様子です。
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